ワキガ,多汗症の治療薬プロバンサインの気になる効果と副作用!

プロバンサインの効果と副作用

プロバンサイン効果副作用

ワキガケアに有効とされるのは

  • デオドラント剤
  • 食生活の改善
  • 生活習慣の改善
  • ワキガ手術

などがあって、ワキガの症状に悩んでいる方はいろいろ試している事と思います。

 

そこで、ワキガに有効とされる「飲み薬」があるのはご存知ですか?

 

「プロバンサイン」と呼ばれる日本で唯一認可されていて病院で商法が許された治療薬なんです。

 

今回はプロバンサインの気になる「効果」や不安な「副作用」についてご紹介したいと思います。

 

プロバンサインってどんな薬なの?

「ワキガケアには興味があったけど、まだプロバンサイン聞いた事ない」と言う方や「存在は知ってはいたけど詳しくは分からない」と言う方のためにまずは、プロバンサインについてご説明しますね。

 

プロバンサインとは、日本ではファイザー製薬から販売されている「神経系」の治療薬です。

 

「抗コリン作用」がって、これは伝達物質であるアセチルコリンの働きを抑える事で、「消化管の収縮運動の抑制」「副交感神経の遮断」などの働きで汗を止めて汗の分泌を抑える効果があります。

 

プロバンサインは汗を止める作用の他にも

  • 胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの治療
  • 夜尿症、遺尿症治療

 

などにも用いられる程さまざまな事に効果の期待出来る薬として注目されています。

 

また、胃腸薬としての働きがある事で、胃腸が不調の時に発生しやすい「口臭」に対しても効果が出る場合もあるんです。

 

プロバンサインがワキガに有効ワケ!

実はこの汗を止める「制汗効果」がワキガケアと大きく関係しているんですよ。

 

そもそもワキガって「アポクリン腺」と呼ばれる汗腺から分泌される「タンパク質」や「アンモニア」「糖質」「脂質」「鉄分」などを含んだ汗を皮膚に常に存在している雑菌がエサにして分解すると発生するガスの臭いです。

 

ですから汗をかかなければ常在菌が分解するエサもないのでワキガの臭いを防止する事が出来るんです。これがズバリ、プロバンサインの効果と言うワケなんですね。

 

制汗効果で多汗症治療にバッチリなプロバンサイン!

プロバンサインは制汗作用のある薬なので、もちろん「多汗症」の治療にも大きな効果を発揮します。

 

制汗作用を利用してワキガ治療に役立てていると考えれば、むしろ多汗症治療としての役割の方が先かもしれませんね。

 

多汗症と言えば緊張した時など大事なところで「顔」「手」「足」など全身に大量の汗が出る症状なのですが、「また汗をかいてしまうかも」と言う不安やストレスで余計にまた汗がどっと噴き出てしまう悪循環を繰り返してしまうのも大きな特徴です。

 

プロバンサインは全身の汗を止めてくれるので、安心して人前に立ったり日常生活をスムーズに送る事が出来ます。

 

プロバンサインの効果の持続性は?

プロバンサインの服用方法は「1回1錠を1日3回〜4回」とされていて、飲んで約1時間程度で効果が表れ、そのまま4時間〜5時間の持続性があります。

 

持続時間は個人差があって、人によっては6時間くらい効果があったと言う方もいます。また、空腹時に飲むと効果が上がるとされているとされています。

 

プロバンサインは毎日決まった時間に飲んで効果を得ると言うよりは、汗をかきたくない、臭いを出したくないとか必要な時に前もって飲んでおくような使い方をする薬と考えておきましょう。

 

甘く見ないで!プロバンサインの副作用あれこれ!

飲み薬であるプロバンサインを服用する上で1番気になるのは「副作用」ですよね。

 

プロバンサインの主な副作用は

  • 口渇(口の渇き)
  • 眠気
  • めまい
  • 頭痛
  • 便秘

などが中心になりますが、その中でも1番症状が起こりやすい「口渇」が気になります。汗を抑制すると同時に粘膜の分泌にも影響が出て、唾液の量も減ってしまうため口が乾いてしまうんです。

 

水分を多めに取る、タブレットやガムを食べるなどの対策方もありますが、口の中がスッキリせずに気になってしまう方もいますし、夏場は特に「熱中症」を引き起こす原因にもなってしまうので、十分に気を付ける必要がありますよ。

 

また、目が乾いてしまうと言う愛用者もいて、コンタクトレンズを使用する方は目薬の携帯の必要性もあるようです。

 

仕事や生活の中で運転が欠かせない方は、「眠気」が出てしまうと事故の危険性もあるので服用する時は合わせて注意して下さいね。

 

プロバンサインを服用するための注意点!

プロバンサインを服用する時には副作用と同様にいくつかの注意点があるんです。

  • アルコール
  • お風呂
  • 運動

プロバンサインは「抗コリン作用」があり、服用中にアルコールを飲むとその作用が過剰に反応してしまう可能性があるんです。

 

また、服用した後の飲酒、お風呂や運動など発汗作用のある行動をすると、汗が出ない状態で体温が上がってしまうと熱中症など危険な症状を起こす可能性もあるので、プロバンサインを服用後にはこれらの行動は控えるようにして下さい。

まとめ

プロバンサインの制汗作用はワキガの症状改善にも大いに役立ちます。また、即効性や効果の面では非常に優れているので、すぐにでも使いたくなくなってしまいますよね。

 

気になる副作用もいくつかあるので、それらには十分に注意して医師に相談した上で安心、安全に服用して下さいね。

 

 

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