アルコール消毒でワキガが解消??
ワキガで悩んでいる方は意外に多く、子供の頃からずっと悩み続けている方も少なくありません。
ワキガが原因で人に合うのも嫌になってしまう方もいるくらいなんです。
ワキガに効果のある対処法はいろいろありますが、「アルコールで消毒」でワキガの臭いを軽減する方法があるんです。
今回はアルコールで消毒がワキガに効果がある仕組みやその方法などについてご紹介したいと思います。
ワキガの原因は汗腺!まずは臭いの元を理解する!
まず、ワキガのあの独特の、ハッキリ言って嫌な臭いの原因って分かりますか?汗の出る「汗腺」には「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類があるんです。
普通に誰でもかく汗は「エクリン腺」の方で、ここから出る汗はほとんどが水分と塩分で出来ているので、基本的には無臭なんですが、問題はアポクリン腺から出される汗なんです。
アポクリン腺から出る汗には「アンモニア」「タンパク質」「脂質」「糖質」「鉄分」などが含まれていてこれらを皮膚の雑菌がエサにして分解すると悪臭を放つようになってしまい、これがワキガの臭いなんです。
アルコール消毒で脇を除菌!
そこでアルコール消毒の出番なんです。
アポクリン腺から出る汗だけでは臭いは出ないので、ワキガの臭いを解消させるためには常在菌とアポクリン腺の汗を出合わせないようにすればいいんです。
アルコールで脇を消毒すると皮膚の常在菌を殺菌する効果があるので、ワキガの臭い発生をストップさせる事が可能になります。その殺菌効果は非常に高く、ほぼ100%の雑菌を処理出来るんです。
しかも蒸発するのも早いので脇に付けるだけで拭き取ったりなどの面倒もないので、手軽に出来るんです。
アルコール消毒の効果はそう長くない!デメリットもある!
アルコール消毒が完璧なワキガの対処法であれば世の中にワキガの方は「ゼロ」になるんでしょうが、実はデメリットもあるんです。それアルコール消毒の「持続時間」なんです。
一生懸命にアルコール消毒しても「およそ3時間〜4時間」でその効果は無くなってしまうと言われているんです。
「中には3時間でも4時間でも効果があるなら良い」と思う方もいるかもしれませんが、1日中家に居るならまだしも仕事で忙しかったり、外出などで小まめに消毒が出来ない場合は困ってしまう可能性も大いにありますよね。
また、一旦衣服などに染み付いた臭いは洗濯などするまでは消えないので、効果が消えて常在菌が復活してアポクリン腺の汗と混ざって、それが衣服に付けば臭いもまた発生してしまうんです。
いつも使い続けると肌トラブルの元にもなり兼ねない!
アルコール消毒は効果も高いんですが、皮膚の水分も奪ってしまうのが気になる所なんです。
水分が無くなってしまうと「肌荒れ」などの症状が起こりやすくなるので、特に皮膚の弱い方には厳しい面もあるんです。
皮膚に問題ない方でも効果があるからって多用すると同じように皮膚が荒れるなどのトラブルの元にもなるので注意が必要なんです。
正しい脇のアルコール消毒の方法!
アルコール消毒に使うのは、病院に置いてあるような市販の手などに使う物でOKです。また、エタノールの濃度は70〜80vol%程度の物を利用して下さい。
もし、皮膚を保護するような成分を含んでいる商品があれば、そちらを選ぶようにして下さいね。皮膚に自信が無い方や心配な方は、最初から脇に付けるのではなくて他の部分でパッチテストした方が安全です。
消毒の仕方
脇のアルコール消毒のやり方って驚くほど簡単なんです。
- @コットンなどにアルコールを染み込ませる
- A脇に押し当てるようにして消毒する
※注意事項としては、塗りこんだ方が効果が上がるような気になるのも分かりますが、力強くこすると、後になって脇の「黒ずみ」の原因になる可能性があるので、優しく押し込むようになじませましょう。
アルコール消毒よりも手軽なデオドラント剤がおすすめ!
確かにコストもあまりかからずに短時間であれば高い効果が期待出来るアルコール消毒法ですが、市販の「デオドラント剤」も効果はあります。
デオドラント剤には「イソプロピルメチルフェノール」のような殺菌効果の高い成分が含まれている商品があるので、アルコール消毒と同様に常在菌を消し去ってくれる働きが期待出来ますし、制汗効果や保湿効果などがある成分も配合されているので、より安心して使えます。
しかも商品によっては効果が1日中続くので、何度も塗り直す必要もなく朝塗ってそのまま夜まで平気なんて言う事も可能なんです。ですから2つを上手に組み合わせて使ってみて下さいね。
参考記事:ワキガ対策アイテム|人気5種ランキング
まとめ
確かにアルコールの高い消毒効果を用いれば、脇を殺菌してワキガの臭いをブロックしてくれるんですね。
しかも手を消毒するために使っている物を利用できるので、新たに購入する必要もなく手軽で便利なのも魅力なんです。ただし、「効果の持続時間」と「皮膚への負担」はデメリットとも言えます。
アルコールに合わせて、効果が高く肌にも優しい「デオドラント剤」も視野に入れて、今後のワキガ対策に活かしてみて下さいね。
ワキガ対策参考ページ
- ワキガの原因|ワキガってそもそも何?治るの?
- ワキガ手術、治療|クリニックの選び方と比較
- ワキガは自覚できない?※ワキガチェック方法とは?※
- ワキガはうつる?遺伝はするの?
- クリアネオの口コミ※ワキガに効かない?!※その本音とは?※
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