ワキガボトックス注射｜費用、保険、効果など気になることＱＡまとめ

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ワキガ対策｜ボトックス注射の知りたいことまとめ

ワキガボトックス注射

ワキガの治療と言えば、デオドラント剤などを利用して自分でケアするのが一般的ですが、最終方法としてワキガ手術を考えている方もたくさんいますね。

そんな手術までは考えてないけれどワキガの症状を何とかしたいと思っている多くの方におススメなのが美容皮膚科や専門のクリニックで行えるボトックス注射です。

ワキガボトックスの費用や保険、肝心の効果まで誰もが気になる「？」をご紹介します。

ボトックスはボツリヌス菌と呼ばれる菌の1種を注射する方法です。ここで1番気になるのは毒がなんでワキガに作用するのかと言う事です。

ワキガの様な独特の臭いは、アポクリン腺などの汗腺から出る汗の中に含まれるタンパク質や分泌液と雑菌が混ざって分解されると発生する臭いです。

つまり汗をかかなければ臭いが作られるリスクが減ると言うワケです。アセチルコリンと呼ばれる神経伝達物質が自律神経に働きかけると、私たちは汗をかきやすい状態になります。

ボツリヌス毒素はアセチルコリンを抑制して汗そのものを出さない環境を作り、ワキガの臭いを元から断つ効果があるため、制汗効果が結果としてワキガにも作用します。

治療をする上で重要なポイントになるのはその費用です。

クリニックによっても多少の違いはありますが、8万円～12万円程度の費用がかかるので、簡単には決断出来ない費用ですが、ワキガで悩み続けるストレスに比べれば高くはないと判断して治療を行う方が多いのも事実です。

費用が高いのがネックになりますが、脇に対するボトックス注射は2012年から条件に合えば保険が適用されるようになりました。

など一定の条件をクリアする必要がありますので誰でもとは言えませんが、保険適用でおよそ3～4万円治療を受ける事も出来ます。

ボトックス治療を受けて脇に汗をかかなくなりワキガの臭いも軽減されると評判も上々ですが、重度のワキガの場合は完全に臭いを取り除くのは難しいとも言われています。

ボトックスの最大のデメリットは効果の持続期間です。1回の注射で約6ヶ月～1年程度で段々とその効果は薄れてしまうため定期的にボトックスを行う必要があります。

中には2、3ヵ月くらいで効果が切れてくる場合もありますので、1回打てばこれでおしまいとはいかないのです。

ボトックスの治療時間の早さは大きなメリットになります。脇に注射をするだけなので、早ければ10分ほどで、遅くても30分あればササッと終わってしまいます。

仕事や家事で忙しい方でも気軽に出来るので、定期的な治療も苦にならない方が多いのが分かります。また、注射した瞬間から効果が表れるワケではなく2～3日かかり、その後安定するまでは5日程度を要します。

もしかして一生続くの？いつか完治する事はあるの？

ボトックス治療をずーっと続けていればいつかは完治するかもしれないと言う期待を当然持つと思います。しかしながら、ボトックスで完治する事はなく効果を得たければ治療を続ける必要があります。

メスも使わないから安心と思われているボトックスでも、絶対に副作用を起こさないとは言いきれません。まれに腕がダルくなったりしびれたり、筋肉のマヒなどの症状が出る事もあります。

もし副作用が起こった時はすぐに病院で診てもらうのも大切ですが、最初にクリニックを受診する際に副作用が起こった場合にはどのような対処を行うのかも医師に確認しておいた方が安心です。

価格や効果なボトックス注射をする上で大切な事はたくさんありますが、定期的に通う事になり、長い付き合いになるので、信頼できるクリニックや医師を見極めるのが1番重要になります。

安くて質の悪い薬剤を使用されたがために副作用を起こす場合もありますので、治療を受けようと決めたら1つのクリニックにこだわらずにいくつか回ってきちんと納得したクリニックで行う事をお勧めします。